- 若嫁
魚の通販で大事にしていること
今、大福丸が力を入れていることの1つ【鮮魚通販】
4月末ごろから鰆やヒラメ、舌平目や鯛など様々な魚介を
切り身にしたり、味噌につけたり、もちろん1匹売りにしたりと
色んな形で展開していきます!

※絶賛準備中
そんな鮮魚通販をする上で、一番大切にしていることを
今回は紹介したいと思います!
①締め方
魚も人間と同じでストレスを抱えて生きています。
海の中ではほどよいストレスで過ごしていたものの
海から上がってきたら、息ができなくなり
非常に苦しいです。
その苦しい時には物凄くストレスがかかってます。
ストレスを感じる状態が長く続くほど
身の中にあるATP(魚のエネルギー源で旨味の元にもなる)成分が消費されます。
なるべく品質を落とさないためにも
ストレスをかけてあげないことが大事!
どうすればストレスがかかりにくいか?
・海から上がってきたらいち早く絞めてあげること(別名:即死)
基本的は
〈脳の部分を包丁で刺して締める〉
〈氷で冷やして絞める〉
のどちらかで漁師の皆はやってます。
が、
刺して絞めるのは手間なので
だいたいは氷で絞めるのが多いです。
でも、氷締めだと死ぬまで時間がかかってしまいます。
なので、大福丸の鮮魚通販では
獲ってすぐに脳を刺すという方法をとってます。

なるべく魚にストレスをかけたくないですよね。
②血抜き
近年“津本式血抜き”という言葉が
漁業界や飲食業界では流行ってます。
大福丸の潜水士も津本ファンの1人です。
暇があればYouTubeで津本さんが魚の血抜きをしている
動画を見ます(笑)
なぜ、血抜きが大事か?
死んでいる状態の魚の中に
血が少しでも入っていると
臭みや腐敗の原因となるからです。
そんな魚の中の血を抜くのにも色んな方法が
ありますが、この津本式血抜きの方法が
一番きれいに血が抜けるのでは
と、私たちは考えます。

専用のノズルを使ってます。
実際にこれを使って血抜きをしたヒラメを
刺身にして家族に振る舞いました。
何回もヒラメを食べたことがあるお父さんが
「ちゃんと血抜きをしたヒラメってこんなに美味しいの⁉」
と驚いてたほど、味が違ったそうです。

血抜きひとつでこんなに
喜んでくれるのは嬉しかったな~。
4月21日から5月末までぐらいは
鰆(サワラ)がメインです。
鰆は血の多い魚なので
いかにきちんと血抜きができるかで
味がそうとう違ってくると思います。
「大福丸の魚は全然臭くない!」
「こんな鮮度のいい魚は初めて!」
と、思ってもらえるような魚をお届けするために
上記で紹介した2つのことを日々研究してます!
4月末ごろには
商品カゴにアップしますので
もうしばらくお待ちくださいね!