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  • 大石一仁

海の栄養不足は人災?

今、瀬戸内海は泣いています。 今から30年程前に 海を綺麗にしようと「生活排水対策」が 実施されました。 生活排水を海に流すと「植物プランクトン」 が大量に産まれ そして、プランクトンの死骸が 原因で「赤潮」が発生します。 赤潮が発生すると、大変困るのが 「養殖漁業」。 養殖のお魚は回りが網に囲まれた 筏で生活します。 赤潮が海流に乗って筏の中に入ってしまうと お魚達にある変化が起きます それは、プランクトンの死骸が お魚達が呼吸する「エラ」に 詰まってしまいエラ呼吸が出来なく なり死んでしまいます。 ですが、広大な海で生活する 天然のお魚には赤潮の 影響は全く起きません。 なぜか? 人で説明すると 窓を閉めきった家の中に有害なガスが入ったとしましょう 有害なガスに気付かずそのまま呼吸したら 人は死んじゃいますよね? ですが、風のある外でいる場合はどうでしょう。 いくら有害なガスが発生しようが ガスは、風に流されて人が吸う前に どこかへいっちゃいますよね。 赤潮が発生すると 養殖漁業者が大変困ったことから 「生活排水を海に流さないように管理しよう。」 こうして、生活排水対策が施工されました。 10年20年30年と時が過ぎ 結果はどうなったか。 赤潮は今では、見れることが 珍しくなってきました。 この成果には関わった方々は 大喜びだったことでしょう。 ですが、ここである問題が発生。 天然の魚介類にある変化が起きたのです。 それは、僕たちが獲っている 「本ミル貝」「タイラギ貝」の 過去最悪の減少。 そして、瀬戸内海名物「イカナゴ」 も過去最悪の結果となってしまいました。 これは、一体どういう事なのか…… 様々な研究機関が調査した結果。 発表されました。 「瀬戸内海は綺麗になりすぎた。」 ??? 説明すると 生活排水を海に流すと海は汚くなるってご説明しましたよね。 実はこれ人間が勝手に決めつけたことです。 海が汚いかどうかは 海の生物が判断する事なので💧 皆さんもそう思いませんか?

「真の綺麗な海とは豊かな海のこと

海の栄養とは、「リン」「窒素」 (リン・窒素は生活排水によって 出来上がる) これらが豊富にあると プランクトンがたくさん産まれ プランクトンをエサとする 2枚貝 小魚(イカナゴ等)もたくさん産まれ そして、小魚をエサとする大型魚類も どんどん繁殖していく。 これが、古来より続いている 自然の摂理だと僕は思います。

この自然の摂理を狂わしたのは誰でしょう。 毎年、海の栄養価が異常を来していると 提言していた研究者の方もいたのに なぜ、この問題を公にしなかったのか 不思議ですね。

「海の栄養不足は人災」 僕はそう思います。 今年の春先に瀬戸内海に面した都道府県が 養殖業者とうまく関係を 気付きながら海に生活排水を 流そうという条例が定められました。 以前のような 豊かな瀬戸内海に戻るには 何年掛かるんですかね。

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